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シュートの時こそ胸を張れ!胸椎の伸展とシュートの関係!

こんにちは。

BMSLシュート理論のなかから、「シュートの時こそ胸を張れ」を紹介したいと思います。

胸を張れ!というのは精神的なことではありません。

身体の使い方的に胸を張ることでシュートにはメリットが生まれます。

フォームローラーを使ったセルフエクササイズも紹介しますので、是非やってみてくださいね(^^)

 

胸を張るとは

まずはBMSLシュート理論における「胸を張る」という言葉について共通の認識を持っていただきたいと思います。

先程も書きましたが、これは精神的に「入らなくても前を向こうぜ!」ということではありません。笑

もちろんそういった気持ちもシュートには重要な要素でしょうが、今回は解剖学や身体運動学における「胸を張る」です。

胸を張るためには身体のどういった要素が必要なのでしょうか。

たくさんある要素の中で、おそらく最も重要なのが背骨です。

背骨は前後左右に曲がる運動とねじり運動が可能な関節をもっています。

これらの運動が組み合わさって複雑な運動を達成しているのですが、今回注目するのは背骨の前後に曲がる運動です。

この運動は、解剖学的に「脊柱の屈曲と伸展」と呼ばれる運動です。

図でみてみると、こんな感じです。

屈曲は前かがみになる運動で、伸展は身体を後ろに反らす運動です。

大まかに言うと「胸を張る」とは、この脊柱の伸展の要素が必要な姿勢となります。

ただ、脊柱にも部位があります。もう少し詳しくみてみます。

背骨には頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨といってその構造的な特徴からそれぞれ名前がつけられています。

そのなかで、「胸を張る」ために注目するべきは胸椎です。

つまり「胸を張る」姿勢を達成するには胸椎を伸展させる必要があるということですね。

ちなみに、「胸を張る」の逆の姿勢は「猫背、円背(えんぱい)」が一般的ではないでしょうか。

 

胸椎は上肢(手、肘など)を使うスポーツではかなり重要視されており、特に野球などでは投球動作における障害予防、パフォーマンスにおいて必須の身体的要素とされています。

最近では、その重要性からサッカーや陸上競技においても注目されている体の部位となっています。

 

シュートと「胸を張る」の関係

バスケットのシュートは紛れもなく上肢を使ったスポーツ動作です。

上肢の運動において胸椎の伸展が重要なのは、上肢の土台となる肩甲骨が胸椎の付近にあるからです。

肩甲骨の運動は胸椎の運動に大きく左右されます。

胸椎が丸まれば、両方の肩甲骨は左右に離れた位置(背中からみて)になり、胸椎が伸展すれば、左右の肩甲骨は近づきます。

その肩甲骨を土台として肩、腕、肘、手が先についているので、胸椎の運動は上肢においてはとても重要なのです。

 

この図は、胸椎を丸めた状態と、伸ばした状態でバンザイの角度がどれほど変わるかを示しています。

いかがでしょうか。

床に対する腕の角度や手の到達位置が大きく異なるのがわかると思います。

そうです。

つまりこれは、胸椎の運動によって肩や手の到達位置がある程度限定されてしまうということを示しています。

シュートにおいて腕の到達点が制限されてしまうということは一大事ですよね。

そもそも、図の左のような角度にしか手が上がらなければシュートにループはかかりません

相手にブロックされる可能性も高くなると思います。

さらに、試合では様々な状況に対応したシュートが求められますが、胸椎が丸いために自らそのバリエーションを減らしている可能性もあります

他のスポーツ同様、バスケにとっても胸椎は非常に重要な身体部位であることが分かっていただけたでしょうか。

胸椎の運動、姿勢は上肢の動きに影響を与える

 

胸椎伸展のストレッチ

さて、胸椎を伸展させることがシュートにおいてどれほど重要なことかは分かっていただけたと思います。

「そうなんだ。よし胸張ってみよ。」と意識して頂いても結構なのですが、

以前から言っているように、そもそも可動域がなければ「胸を張る」ことはできません

さらに、可動域があってもその範囲を動かす筋力がなければ胸は張れません

特に可動域においては、子どもから大人まで姿勢の悪さが問題となっているように、PCやスマホなどの普及により猫背の人が多くなっているようです。

胸椎を伸展しない時間が長くなれば、胸椎はそのまま硬くなります。

硬くなれば、可動域が減少し、身体が表現できるプレーの幅も減少することになるでしょう。

そうはさせない!ということで、

今回はフォームローラーを使った、胸椎を伸ばすストレッチを紹介したいと思います。

やり方は簡単です。

フォームローラーを床に置き、図のようにその上に寝ます。

頭は両手で支えてあげてください。これをしないと首が過伸展してしまうので危険です。

フォームローラーは肋骨の一番下と肩の間で位置を変えながらで良いと思います。

反動はつけずジワジワと伸ばしてあげてください。

カチコチになっていなければ、気持ち良い感覚があると思います。

ちなみに私は前かがみでの姿勢が多い仕事ですので、
毎日、昼休みに伸ばしています。

いかがだったでしょうか。

シュートにおいても、いわゆる良い姿勢を維持することはポジティブな効果をもたらします。

上肢の動きを効率化するためにも胸椎に目を向け、セルフケアをしてあげてください。

きっとシュートもふくめたパフォーマンスに良い影響が出てくるでしょう。

長文失礼いたしました。

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