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タバコとバスケット!やっぱり良くないよお父さん!!

こんにちは!

皆さんはタバコ吸われてますか?

「タバコは体に良くなーい!」

と言われるようになって久しいですが、その影響は、肺や血管といった内臓系のイメージが強いのではないでしょうか。

学校の保健体育でもそういった内容で教えられることが多いと思います。

ただ、最近ではタバコが筋肉や腱といった筋骨格系にも悪影響を及ぼしているということが示されるようになってきました。

今回はそのタバコの筋骨格系への悪影響を記事にしたいと思います!

タバコと筋骨格系に関する研究

タバコが人体に及ぼす悪影響に関する研究は星の数ほどあるのですが、今回は筋骨格系ということで、研究報告を3編選びました。

順番に見ていきましょう!

タバコを吸う人の腱は薄く硬い?!

まずはこちら。

Effects of Cigarette Smoking on Elastographic Strain Ratio Measurements of Patellar and Achilles Tendons.

Journal of Ultrasound in Medicine

Journal of Ultrasound in Medicineという専門誌に、2016年に掲載された研究の報告です。

こちらの報告では、

喫煙者と非喫煙者のアキレス腱膝蓋腱を超音波検査機で比較しています。

その結果、喫煙者の腱は吸わない人に比べて、薄く、硬い傾向があることが分かりました。

この文献中では、だからケガをしやすい、というところまで言及はされていませんが、調査が進めばその関連も明らかになるのではないかと思います。

腱が薄く、硬くなる…゚((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

筋肉、腱、骨に悪影響!?術後の回復にも!?

続いてはこちら。

Cigarette smoking and musculoskeletal disorders

Muscles Ligaments Tendons Journal.

2013年にMuscles Ligaments Tendons Journalという専門誌に掲載された、これまでされてきた多くの研究をまとめた文献です。

この文献で強調されているのは、骨への影響です。

喫煙により骨塩量が減少し、その結果骨折のリスクが増加するというのです。

研究対象は高齢な方でしたが、骨塩量の減少は原因をたどると血流といった栄養供給の問題にたどり着くため、若年だから影響はないとは言い切れません。

また、文献中では、骨折の回復の遅れ腰痛変形性関節症リウマチ術後回復との関連も示されています。

結局は、筋骨格系に生じる問題も、タバコの及ぼす全身的な悪影響の一部ということでしょう。

タバコを吸う人は肩の腱が切れやすい?!

最後の文献はこちら。

The impact of preoperative smoking habit on rotator cuff tear: cigarette smoking influences rotator cuff tear sizes.

Journal of Shoulder and Elbow Surgery

Journal of Shoulder and Elbow Surgeryという専門誌に2012年に掲載された研究です。

この文献では、まず喫煙者は非喫煙者と比較して肩の腱板断裂をしやすいことを他文献を引用し紹介しています。

その上で、実際に手術した患者を調べてみると、

喫煙する時間や量が多い患者ほど、その断裂の度合いが大きい傾向があったというのです。

つまり、喫煙者は肩の腱が切れやすく、それが大きな断裂になりやすいということです。

大きな断裂になれば手術をしても回復には時間がかかりますし、喫煙者は痛みが長引くといった報告もあります。

うーん…厳しい…。

バスケするならタバコは…

まさか、タバコが筋肉、腱、骨にまで悪影響を及ぼしているとは思いませんよね。

運動とタバコと言えば、肺の影響で息苦しくなると言ったイメージですが、

腱を痛めやすく、回復しづらい体になってしまっている、ということはあまり知られていないのではないでしょうか。

タバコがこういった筋骨格系にも影響を与えるのには、血流や酸素供給の問題があるからです。

人間の体は少しずつ壊れ、少しずつ治し、というシステムで上手く機能しています。

これがタバコによる影響で、治す機能が低下し、壊れていくばかりになるというイメージでしょうか。

全身に栄養を運ぶ血流が悪くなると考えれば、納得ですよね。

こういった研究を踏まえると、強度の強い動作を繰り返すバスケットのようなスポーツをする人には、やはりタバコは…ということになります。

もちろん、やめろ!とは言いませんが、

それだけで怪我のリスクが高まる可能性が十分にあることは意識しておいたほうが良いでしょう。

長文失礼いたしました。

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