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【寝る子は育つ】子どもの睡眠と運動発達の関係ー最新研究からー

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こんにちは!BMSL(@Basketball_MSLです!

バスラボ

今回はお子さんの睡眠について研究論文を参考に書いていこうと思います。

実際どれくらい寝たらいいんだろう?
睡眠不足の悪影響も気になるなぁ

子どもの成長には、十分な睡眠と適切な運動が欠かせません。

特に幼少期の睡眠パターンは、認知機能や運動発達に大きな影響を与えることが研究で示されています。

バスラボ

スポーツに取り組むお子さんを持つ保護者の方には気になるテーマではないでしょうか。

この記事では、最新の研究結果をもとに、子供の睡眠と運動発達の関係について詳しく解説していきます。

  • 本記事の筆者
BMSL管理人について
目次

幼少期の睡眠の重要性

幼少期は脳の発達が最も活発な時期であり、十分な睡眠が必要です。

研究によると、長い睡眠時間や成熟した睡眠パターンを持つ子供は、発達評価や知能テストで高い成績を示すことが多いです。

運動能力だけでなく知能テストでもそうなんだ!

バスラボ

この時期の子供は知能と運動能力が強くリンクしているようです。
身体を動かす指令を出すのも脳ですし、興味や楽しみを感じるのも脳ですからね。

睡眠パターンと認知機能

睡眠パターンは個々の子供によって異なりますが、夜間の睡眠時間が長く、総睡眠時間が安定している子どもは、認知機能が優れていることが多いです。

特に、言語能力や実行機能において顕著な差が見られます。

一方で、昼寝の時間と認知機能の関係は一貫していないことも示されています。

言語能力と…実行機能?

バスラボ

たしかに実行機能ってあまり聞かない言葉ですね。
調べてみましたよ!

子どもの実行機能とは

“実行機能とは「目標志向的な、思考、行動、情動の制御」とされています。 つまり 目的のために自分の考えや行動や気持ちをうまくコントロールできる力 と言えます。 IQといった知能·知識だけでなく、人生を豊かに生きるには非認知的な力が必要であると近年教育学界隈で言われています。

実行機能はおおむね幼児期に著しく発達すると考えられています。 また、その後の発達は比較的穏やかではあるものの、14~15歳頃の思春期に再び有意な発達のタイミングがあると考えられています。 ”

Senwisdoms – 医療と育児と心理学 (sengakuhisai.com)

目標志向的な、思考、行動、情動の制御…めっちゃ大事なところじゃん!

バスラボ

親としては、頭が悪くとも、ここだけは…!と願うところではありますよね笑
私としては昼寝の時間があまり関係性がなかったというのは少し意外でした。
アスリート関連の睡眠研究では、昼寝はパフォーマンスアップに関係しているようです。

それちょっと気になるかも…!

バスラボ

こちらの記事でアスリートと睡眠の関係はお伝えさせていただいてます!
お時間があればぜひ。

運動発達への影響

睡眠不足は運動発達にも影響を与えます。

十分な睡眠を取ることで、子どもは日中の活動に集中しやすくなり、運動能力も向上します

逆に、睡眠不足は注意力の低下や運動能力の発達遅延を引き起こす可能性があります。

なるほど。
日中の集中力が高まることで、結果として活動量が上がり、それが運動能力の向上につながると

バスラボ

なんだか我々大人でもわかる気がします。
睡眠不足だと明らかに日中のパフォーマンスが落ちますもんね…

子どもに必要な睡眠時間 厚生労働省より

バスラボ

ここで、厚生労働省が示している睡眠時間の目安をお伝えします。
ぜひ参考にしてください。

年齢層推奨睡眠時間
小学生9〜12時間
中高生8〜10時間
成人6時間以上
高齢者寝床にいる時間が8時間以上にならないように
健康づくりのための睡眠ガイド 2023 より

小学生で9時間〜12時間…
22時に寝て7時に起きるのが最低ラインか…

バスラボ

肌感ですが、足りてない子多いんじゃないでしょうか

まとめ

子どもの健全な発達には、十分な睡眠が不可欠です。

特に夜間の長い睡眠時間を確保することが、認知機能や運動発達に良い影響を与えることがわかっています。

親として、子どもの睡眠環境を整え、適切な睡眠習慣を身につけさせることが重要です。

日中の活動をよりよくするための睡眠なんだな

バスラボ

眠ることの重要性、私も再認識しました!

今回参考にさせていただいた研究論文はこちらです。

Sleep duration trajectories and cognition in early childhood: A systematic review. Tham EK, Jafar NK, Koh CT, Goh DY, Broekman BF, Cai S.Sleep Med Rev. 2024.

 

著:マシュー・ウォーカー, 翻訳:桜田 直美
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この記事を書いた人

“痛みのないバスケ”を目指し活動している理学療法士です。
バスケ選手の身体の使い方を分析し、それに必要なケア・トレーニング方法などを日々考えています。
機能解剖学的視点から新たなシュート理論を構築中です。

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