こんにちは!BMSL(@Basketball_MSL)です。
昔と違い、最近はバスケの練習グッズにも様々なものがありますよね。
バスラボ先日学校の体育館に練習見学に伺った際に、とても驚きました!
以前からコーンや椅子などを使ったドリブル練習などはありましたが、「なんだこれ?!」と思うようなアイテムも。
気になって調べたところ、SNS上でも様々なアイテムを利用した練習が紹介されている…!
ということで、
“ドリブルスキルを高める”ためのアイテム5選
まとめていきます!
- 本記事の筆者


理学療法士(PT)の視点:なぜ練習に「ギア」が必要なのか?
理学療法士の視点からドリブル動作を分析すると、単に「ボールを扱う技術」だけでなく、「重心の制御」と「予測的姿勢調節(APA)」がスキルの本質であることがわかります。
例えば、リップコーンを用いた低い姿勢でのハンドリングは、股関節の深い屈曲を強制し、大殿筋やハムストリングスのエキセントリックな収縮を伴います。
これにより、単なる筋力ではなく、爆発的な一歩を踏み出すための「機能的な可動性」が養われるのです。
また、テニスボールやブロッカーなどの外部刺激を取り入れることは、脳の「知覚ー動作共役」を刺激します。試合中の複雑な状況下では、ボールだけを見てはいられません。
ギアを使って意図的に負荷や外部刺激を与えることで、無意識下での姿勢制御を自動化し、実戦で「使える」ハンドリングスキルへと昇華させることが可能になります。



効果的なギアの利用は上達への近道と言えそうです。
事実、さまざまなチームを見た限り、強いチームを率いる指導者はそれを理解しているのは間違いなさそうですね。
その「玉突き練習」、試合で役立っていますか?
「毎日必死にドリブル練習をしているのに、試合になるとディフェンスに詰められてボールを失ってしまう…」
「自主練のメニューがマンネリ化して、子供のモチベーションが上がらない」
そんな悩みを持つプレーヤーや保護者の方は少なくありません。
実は、止まった状態での綺麗なドリブルと、試合で抜けるドリブルは別物です。大切なのは、試合に近い「負荷」と「状況」を練習で作ること。今回は、理学療法士の目から見ても理にかなった、ドリブルの質を劇的に変える練習アイテムを厳選して紹介します。



かっこいいギアがあると練習が楽しくなるのもいいですよね
1. 定番かつ最強の「リップコーン」
低い姿勢でのドライブや、不安定な接地感を作るために欠かせないのがリップコーンです。もはや持っていて当然のアイテムでしょうか。



低い位置でのタッチ動作が、骨盤の前傾と体幹の安定性を同時に引き出します
使い方はアイデア次第で様々ですが、低いドライブへの導入として使われることが多いようです。



持っていないチームは即購入を検討するレベル、かもしれません。
セット販売が多いようですが、1個売りもありました。
2. ハンドリングの極意を掴む「テニスボール」
こちらも定番アイテムですね。片手でテニスボールを扱いながらのドリブルは、神経系のトレーニングに最適です。



非ドミナント側の操作を同時に行うことで、脳のバイパスを強化し、周辺視野の拡大に寄与します。
あのスーパシューターにしてハンドラーのステフィン・カリー選手のワークアウトとしてかなり有名です。



リップコーンと違い、単価が安いのでチームでの練習にももってこいですね!
3. 下肢の柔軟性とリズムを作る「ミニハードル」
ドリブルとステップを組み合わせる練習に、ハードルは大きな効果を発揮します。



シンプルにフィジカル強化グッズとしても利用できるのはメリットですね


ジャンプや腿上げのメニューでよく使うアイテムですが、アイデア次第でドリブル練習にも使えます。
高さは30cmあれば7号ボールを通すこともできます。(7号ボールの直径:24.5cm)
もちろんフィットネストレーニングにも使えますので、チームで持っていて損はないかと思います!


4. コンタクトを恐れない「パーフェクトブロッカー」
試合で最も必要な「当たりながらのフィニッシュ」を再現します。



予測できない衝撃に対して、コア(体幹)を瞬時に固める「スタビリティ」の向上に直結します。
「ドリブルスキルだけ高めても…」
もちろんそうですよね。
ドライブして、フィニッシュまで持っていって、AND1!
が最高です。



先ほどご紹介したリップコーンやハードルなどで動きを出し、リング近くにパーフェクトブロッカーを持ってコーチが立っていれば、素晴らしいメニューの完成です。
- オフハンドでボールを守れるか?
- 叩かれてもフィニッシュまで持っていけるか?
- そして決められるか?
これを加えるだけで、“ただの玉突き練習からバスケの練習へと進化”するのではないでしょうか。
簡易的なスティックでも代用可能かと思いますが、叩く力や耐久性を考えると、しっかりとした道具を購入したほうがいいかもしれません。
5. 強靭なドライブを支える「ヒットバッグ(Hit Bag)」
フィジカルコンタクトを制するための必須アイテムです。



ぶつかり合いの中で重心を維持する「動的バランス」を養い、接触後のシュート精度を高めます。
こちらもフィニッシュまで行くことを想定して、押し合いながらのドリブルなど、ぶつかり合いを制するために必要なアイテムかと思います。
ドリブル練習では上手くかわすことだけを考えていてはいけません。
ぶつけて、ぶつけられてもボールを失わない、フィニッシュまで行ける能力こそがバスケで必要な能力です。
ガンガンやってください。



ちなみに、私の母校にはこれは6つほどありました。
線の細い私にはイヤーな練習でしたね…。
まとめ:アイテムを使いこなし、実戦派のハンドラーへ
ドリブル練習は、ただ回数をこなすだけでは限界があります。
運動生理学に基づいた「身体への負荷」を意識し、これらのギアを適切に使うことで、あなたのスキルは確実に試合で通用するものへと進化します。まずは1つのギアから、新しい刺激を自分(あるいは子供たち)に与えてみませんか?
バスケの練習に役立つグッズについて、ざっくりとまとめてみました。
意外だったのはリップコーンの値段の高さ…!(他に需要がないから…?)
ドリブル練習は平らな地面とボールがあれば誰でもできますが、紹介したような様々なアイテムがあれば、さらにバリエーションを増やすことができます。



「バリエーションが増える」=「試合での様々なシチュエーションを想定できる」ということです。
個人で、チームで、新しいバリエーションを増やしてみませんか?
参考にさせていただいた動画です。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです!
最後までお読み頂きありがとうございました。
BMSLでは、オリジナルのバスケ資料をnoteで公開(一部有料)しています。
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