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熱中症から子どもを守れ!

こんにちは。

今回も熱中症関係の話をさせていただきます。

テーマは「熱中症から子どもを守れ!」です。

子どもと高齢者は熱中症になりやすいとよく言われています。

今回は、なぜ子どもが熱中症になりやすいのか?と、なってしまったらどうする?

について話を進めていきたいと思います。

 

子どもが熱中症になりやすい理由

体育館が熱中症にとてもなりやすい環境であるということは前回の記事でお話ししました。

そこで頑張るミニバスの選手たちは、さらに熱中症のリスクが高いということを知ってください。

 

さて、なぜ子どもたちは熱中症になりやすいのでしょうか。

1つはまだ体温調節の機能が発達段階であり、十分に働かないということがいえます。

成人と比較して、子どもは発汗機能が未発達であり、以前話した「気化熱を利用した体温調節戦略」が機能しません。

そのため、子どもは「外気への熱伝導を利用した体温調節戦略」をより使うように身体ができています。

この戦略をもう一度復習しましょう。

この様に、この戦略は外気が体温より低いことが前提の戦略でした。

子どもは発汗機能が発達していないことを代償するために、皮膚表面へ血液を集める能力がより多く機能します

運動した後の子どもは顔が赤くなる子が多いですよね。

これはまさに、顔に血液が集まっているからです。

つまり、顔の皮膚表面に血液を集めて、外気に触れさせ、血液を冷やすことでオーバーヒートした身体を冷やそうとしているのです。

外気が体温に近い、または高い温度になった場合、子どもにとってはかなり過酷な環境となります。

成人になり発汗機能が発達すると、この代償的機能は落ち着くと言われています。

この、発汗機能が未発達であることと、外気への熱伝導を利用した体温調節戦略をより使うという2点が、

子どもに熱中症が発生しやすい理由です。

それに加えて、子どもの場合は身体の不調を上手く伝えられない、ということも理由になるかもしれませんね。

周囲の指導者、保護者の方々の協力なくして子どもを熱中症から守ることは難しいでしょう

 

子どもは熱中症になりやすい

外気温が高いときはさらに要注意!

 

熱中症への応急処置

さて、次は熱中症になってしまったらどうするか?です。

これは、バスケット界ではすでに浸透している知識であると思いますので、復習がてら見てみてください。

まず、熱中症の原因を考えます。

原因は、体温調節戦略の破綻によって体温が下げられなくなることで、

それにより、身体に熱がこもり、様々な症状が出てきます。

つまり、熱中症による気持ち悪いという症状に対し、吐き気止めの薬を服薬させても仕方がないということです。

根本を考えれば、身体を冷やさなければいけないということがわかりますので、とにかく冷やします

氷があれば、太い血管の近く(首、わきの下、モモの付け根)にはさみ、血液を冷やしましょう。

なければ衣服ごと水をかけ、うちわなどで風を当ててあげます。気化熱を利用するということですね。

また、休ませている間もスポーツドリンクをこまめに摂取させることが重要です。

休ませる環境も大事です。

風通しの良い日陰などがあればそこで、なければ車などで冷房を効かせるなど臨機応変な対応が求められます。

 

もし、子どもが練習中に熱中症になったら?

指導者、保護者間でしっかりと対策を練っておきましょう

 

次は症状の見極めです。

基本的に体育館で行う応急処置の場合はオーバートリートメント(やりすぎ治療)で構わないと思います。

特に子供の場合は、不調を上手く伝えられないことがあるので、素人目に大丈夫に見えても徹底して身体を冷やすことをしてあげましょう。

熱中症を疑った場合にまずすることは、意識の確認です。

「熱失神」といったすで意識を消失している場合や、不明瞭な言動問いかけに対する反応がおかしい、などは意識障害を疑います。

この場合はすぐに病院へ搬送する必要があるので、救急車等での対応となります。

意識ははっきりしているが、吐き気頭痛めまいだるい、などの場合はまず現場で応急処置をします。

それでも症状が改善しない場合は医療機関への搬送が必要になります。

詳しくは、厚生労働省ホームページ日本スポーツ協会ホームページ などで情報を収集してみてください。

 

まずは意識障害のCheckを!

少しでも変だと感じたら医療機関への搬送をしましょう

 

 


いかがだったでしょうか。

繰り返しになりますが、ミニバスの選手は熱中症のリスクが非常に高いです。

そのため指導者、保護者がしっかりとリスク管理をして上げる必要があります。

暑い夏でも、安全で楽しいバスケットを一緒に目指しましょう!

長文失礼いたしました。

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