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【新型コロナ】バスケ練習再開における感染対策

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こんにちは。BMSL(@Basketball_MSL)です。

緊急事態宣言の解除により、徐々にスポーツ活動も再開に向かうと思われます。

今回は、新型コロナ感染患者受入病院で働く理学療法士として、バスケの練習再開にむけ体育館で行うと良さそうな感染対策を書いていきます。

これをすべて行う必要はありませんし、行ったところで感染リスクが0になるわけでもありません。

あくまでもアドバイス程度に読んでいただければと思います。

目次

バスケにおける感染対策

バスケは多々あるスポーツの中でも、感染リスクとしては高い方であると思われます。

その理由は、

  1. 対人、接触スポーツである
  2. 屋内スポーツである
  3. 手でボールを扱うスポーツである

からです。

そう考えると、野球やサッカーはバスケほどリスクが高くはなさそうですよね。

そこで、体育館で行われる練習を想定して、地域チームでもできそうな感染対策を書いていきます。

手洗いなど基本的なことは省略します。

1.練習時間の短縮

練習時間が長ければ長いほど、選手−指導者、選手−選手、保護者−保護者といった関係者同士の接触が増えることが予想されます。

接触の時間が増えるということは、それだけで感染のリスクを高めることに繋がりますので、可能な限り練習の時間は短縮したほうが良さそうです。

また、練習の休止期間が長かったため、いきなり何時間も練習はできないと考えれば、練習時間の短縮は良い判断かもしれません。

どのように時間を短縮すればよいかというと、例えば、

  • アップは個人で行ってくる
  • 個人練習は自宅でできるように資料を作成(ドリブル、ハンドリング、フットワーク)
  • 最後のストレッチも自宅で行う

おそらくこれだけでも練習時間は短縮できると思います。

体育館では体育館でしかできないこと(シューティング、チーム練習、試合など)に時間を使えば、効率的にバスケの練習ができると思います。

2.参加人数の限定

ミニバスなど大所帯のチームは、同じ時間に体育館にいる選手の人数を限定したほうが、密を避けることができます。

リングの数、体育館の広さ、指導者の人数、体育館を借りられる時間、などを考慮しながらチームごとに決めればよいでしょう。

例えば、

  • 最初の2時間は低学年、後の2時間は高学年の2部制
  • 2チームに分けて、外練習と体育館練習の交代制

など、体育館に全員が長時間一緒にいないように環境を設定できると良いと思います。

オンラインなどを利用してドリブル練習などをする班があっても良いかもしれませんね。

3.荷物置き場

多くのチームで、荷物置き場はステージ上や体育館の隅の方に密集しておいてあると思います。

子どもたちがその場でワラワラと着替えたり、ドリンクを飲んだりするのは避けたほうが良いと思われます。

なので、着替えは広い場所でバラバラに、荷物も一定の間隔をあけて置くようにすると、蜜を避けることができるでしょう。

少し見栄えは悪くなるかもしれませんが、今は感染対策を優先しても良いのではないでしょうか。

4.ボール

できれば、選手同士のボールのシェアは避けたいところです。

バスケにおいて感染リスクが高いと考えられるのは、ボールを多くの選手が手でシェアすることが前提のスポーツであるからです。

レイアップシュートの練習一つとっても、シュートした選手、リバウンドの選手、順番待ちの選手、とボールが次々とシェアされていきます。

もし選手の中に感染者がいた場合、このやり方ではリスクが高いと思われます。

なので、できればマイボールを持参し、基本的にはそのマイボールで練習するのが良いでしょう。

あるいは、チームのボールをそれぞれの選手に固定して使わせるのもありかと思います。

試合形式の際は仕方ないでしょうが、基本練習でわざわざ感染リスクを高める必要はないでしょう。

5.ドリンク

最近では多くのチームがフリードリンク制を採用していると思います。

一度に全員が水分補給をするのではなく、個人のタイミングでこまめに水分補給ができることは、蜜を避ける対策になるでしょう。

ただ中には、共有のスクイズボトルを利用して、水分摂取を行わせているチームもあるでしょう。

ボールと同じく、スクイズボトルのシェアもリスクは高いです。

できれば個人のスクイズボトル、あるいは水筒を用意し、フリードリンク制で水分補給をさせるのが理想的です。

6.「集合!」を少なく短時間に

練習といえば、

「集合!」

「うぇい!!」

と、ダッシュで指導者のもとに駆け寄り、話を聞く習慣があると思います。

強いチームほど選手が蜜に指導者を取り囲むという印象がありますが、これはリスクです。

集まり方を工夫するか、集合の頻度や話す時間を調整しましょう。

7.栄養と睡眠

感染対策において環境設定は非常に重要です。

ただ、それと同等あるいはそれ以上に大切なのが、選手の体調管理です。

練習を再開するのであれば、最低限、栄養と睡眠はしっかりと確保しましょう。

自己免疫力を高め、たとえ感染者とボールのシェアが起こってしまったとしても、感染、発症しないような身体を目指して管理しましょう。

おわりに

練習再開に向けて、チームでできる感染対策を簡単に書いてみました。

冒頭でも書きましたが、これを実践したところで感染リスクを0にすることはできません。

ただ、感染の可能性をできるだけ低くするために、できることはやっておくべきだと思います。

誰も感染せずにこのままバスケのある生活に戻ることが理想ですが、感染対策としては選手の誰かが感染しているという前提で取り組むと良いでしょう。

練習の参加人数を限定するというのは、例えばA選手が感染していたということが練習数日後にわかったとして、全員を集めていた場合は追跡対象が選手全員に広がります。

対して、選手半分の交代制にしていれば、A選手と接触していた人数が半分になるわけですから、これは感染拡大を抑えることに繋がります。

私の勤める病院は、例え誰かが感染したとしても組織丸ごと機能停止しないように、徹底してスタッフ間の接触を抑制しています。

そこまで厳密にとは言いませんが、できる対策から行えると良いですね。

少しでも参考になると幸いです。

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この記事を書いた人

“痛みのないバスケ”を目指し活動している理学療法士です。
バスケ選手の身体の使い方を分析し、それに必要なケア・トレーニング方法などを日々考えています。
機能解剖学的視点から新たなシュート理論を構築中です。

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