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【3000文字でざっくり解説!】前十字靭帯(ACL)損傷とリハビリテーション

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前十字靭帯損傷のリハビリについて簡単に知りたい!!

バスラボ

承知しました!ざっくりと解説していきます!

こんにちは。

BMSL(@Basketball_MSLです!

今回は、「前十字靭帯損傷とリハビリテーション」についてざっくりと解説したいと思います。

  • 本記事の筆者
BMSL管理人について
目次

前十字靭帯損傷とは

バスラボ

まずは前十字靭帯損傷について簡単にお伝えします!

前十字靭帯(Anterior Cruciate Ligament 以下ACL)とは、膝の関節内にある、重要な靭帯です。

前十字靭帯 ACL

ACLは膝関節の中央に位置しており、関節運動の軸となる靭帯です。

膝関節は曲げたり伸ばしたりが基本ですが、それが変な動きにならないのはACLのおかげであると言えます。

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ACLは膝関節内の大黒柱といっても過言ではありません。

大黒柱か!

具体的に、ACLがどのような役割を担っているのかというと、

①脛骨(スネの骨)が前にズレていかないように制動すること

②脛骨が大腿骨(モモの骨)に対して内側にねじれないように制動すること

をしてくれています。

受傷のタイミング

多くの場合、スポーツ中に受傷します。

実際に損傷した人の話を聞くと、競技動作中に、

  • バキッとなった
  • グリっと捻った
  • 痛くて歩けなかった

といったエピソードがあるようです。

バスラボ

膝から何かしらの音がして、その後、痛み、腫れが生じた場合は要注意。

ACL損傷の診断

バスラボ

次は診断の話を少し!

ACL損傷といっても、完全に断裂しているものから、少し傷んでいる程度のものまであリます。

その診断には医師によるMRI靭帯の緩みを調べる特殊な検査が必要です。

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それと、
先ほどのエピソードも診断の一助になります。

たとえ断裂していなくても、緩み(ゆるみ)によって元々の役割を果たせていないといった場合もあります。

これをACL機能不全と呼び、医療職の間では「靭帯が利いていないね(働いていないね)」なんて言ったりします。

前十字靭帯 
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これは余談ですが、
ACLが断裂していたのにも関わらず、専門医でなかったために診断に半年かかってしまったというケースを知っています。
なので、疑いがある場合はスポーツの診療に長けた病院を受診するようにしてください。

リハビリテーションの関わり

ACL損傷と診断された場合、手術をする、しないに関わらず、リハビリが必要となる場合がほとんどです。

ここから、リハビリの関わりについてざっくり書いていきます。

受傷から数日〜数週

受傷直後の炎症が引き、痛みや腫れが治まってくると、リハビリの役割が出てきます。

まずはスポーツ復帰ではなく、日常生活に戻ることを目指してのリハビリです。

日常生活に戻るとは
  • 杖なしで歩ける
  • 階段の昇り降りができる
  • 通学、通勤ができる

こうした基本的な動作が痛みや不安感でできない状態だと、日常生活に戻れた、とはなりません。

この動作を達成するために、マッサージやストレッチ、筋トレを通じて、膝の状態改善を目指していくことになります。

日常生活に戻るために必要な膝の状態
  • よく曲がる(135°程度)
  • よく伸びる(膝がまっすぐになる)
  • 力が入る(膝を伸ばしたまま持ち上げられる)

また、膝関節の安定化のために体幹や股関節のエクササイズも実施されます。

まずは日常に戻る。
なるほどです。

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この後、手術する人、しない人でリハビリの違いをお伝えします。

手術をしない人

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手術をしない人でも、スポーツを予定しているかどうかで少し対応が異なります。

今後、特にスポーツの予定もなく、日常生活+α程度の運動量が想定される人の場合、これまでのリハビリ+2次的傷害予防の介入が必要となります。

スポーツしない人
  • 筋トレ

切れた靭帯を補うための補強が目的(膝周囲、体幹、股関節)

  • 2次的傷害予防

危険動作の確認、自主練習の指導、半月板・軟骨変性リスクの説明 など

切れた靭帯を補うための…なるほど。

それに対し、スポーツを予定している人は慎重なリハビリが必要となります。

バスラボ

といっても、靭帯が破綻した状態で許可できるスポーツには限界があります。
特にストップ、ターンが必要な運動は非常にリスクが高いので、やめるように説明される場合がほとんどでしょう。

スポーツをする人
  • 筋トレ

補強に加え、実施する運動に必要な筋力の獲得

  • 2次的傷害予防

危険動作の確認、自主練習の指導、半月板・軟骨変性リスクの説明 など

ACLという重要な支えを失った状態でのスポーツ(レクのレベルでも)は、常に膝崩れのリスクが付きまといます。

そのため、リハビリでは膝崩れを回避するために、筋力強化、動作訓練などを徹底して行い、場合によってはテーピングやサポーターなどの指導も行います。

ACLがない状態での運動は、将来に大きな影響を与える可能性があるということをしっかり理解しなければなりません。

膝崩れ:ACL不全膝におこる、膝がガクッと外れるような現象。2次的傷害(半月板・軟骨の損傷や変性)に繋がる

手術をする人

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次に手術をする人ですね。

手術をすると決定した人も、ただ漫然と手術日を待っているわけにはいきません。

それは、手術前の膝の状態が良いほど、術後の状態が良いという研究のデータがあるからです。

日常生活が問題なく送れることを最低条件として、「可能であればできる限り状態は良くしておくべき」が主流の考え方です。

特に、筋力に関しては手術しない方の膝(元気な膝)よりも強くしておく、くらいの気持ちが必要でしょう。

手術後を考えれば、なるほど!

手術までの期間は、相当に重要な期間となりますので、

徹底してリハビリに励むことをおすすめします

手術後のリハビリ

多くの病院では、手術翌日からリハビリが始まります。

ここでも、まずは日常生活復帰に向けて、立つ、歩く、を目指したリハビリが行われます。

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受傷後のリハビリと同じですね。

ただ、異なる点は新しい靭帯が膝にあるということ。

これを再建靭帯と呼びますが、これを痛めないことが重要になります。

そういうことか…!

なので、再建靭帯に負担のかかる動作、

  • 正座などの膝を深く曲げる動作
  • 空中で膝を伸ばす動作
  • 横すわりのような膝をひねる動作

は禁止されることが多いです。

こうした動作も、再建靭帯の回復と膝周囲の機能回復をみながら徐々に許可されていきます。

スポーツ動作に関しては、大まかですが、

スポーツ動作許可の時期
  • 術後3ヶ月:ジョギング
  • 4ヶ月:ホップ、加速走
  • 5ヶ月:ジャンプ、ストップ
  • 6ヶ月:ターン、競技練習部分参加
  • 7ヶ月:基本動作(ラン、ジャンプ、ストップ、ターン)8割
  • 8ヶ月:競技練習参加

といった流れで進んでいきます。

膝の状態で進み具合が変わることはいうまでもありませんね。


おわりに

バスラボ

お疲れ様でした!
いかがでしたか?

なんとなくわかったぞ!

ACL損傷の基礎からリハビリの関わりまでをざっくりと書いてきました。

ACL損傷とバスケットは、”切っても切れない関係”にあります。

非常に大きなケガであるため、選手生命に関わるといっても過言ではありません。

少しでもその予防やリハビリについての認識が広がれば、と思っております。

もう少し詳しい情報は別記事にありますので、ご興味があればどうぞ。

長文失礼いたしました。

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この記事を書いた人

“痛みのないバスケ”を目指し活動している理学療法士です。
バスケ選手の身体の使い方を分析し、それに必要なケア・トレーニング方法などを日々考えています。
機能解剖学的視点から新たなシュート理論を構築中です。

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